5年かけて個人制作された和風ホラーアドベンチャーゲーム『お結び』の完全版が8月1日よりSteamにて発売へ。おむすびが好きなぽっちゃり目の主人公を操作して、この世とあの世の狭間「辺獄」からの脱出を目指す
インディーゲームクリエイターの日下部一氏は6月7日、自身が5年かけて個人制作した和風ホラーアドベンチャーゲーム『お結び』の完全版が完成したことを報じた。 対象プラットフォームはPC(Steam)となっており、発売日は8月1日を予定。発表にあわせ、Steamストアページも公開されている。 『お結び』は、この世とあの世の狭間での波瀾万丈な冒険を楽しめるマルチエンディング型の和風ホラーアドベンチャーゲーム。『つぐのひ』や『殺戮の天使』、『被虐のノエル』といった個人クリエイター発の名作ゲームを掲載してきたゲームマガジン主催の新人賞で、唯一の「大賞」を受賞するほど非常にクオリティの高い作品として注目を集めた作品だ。 なお、フリーゲームとして公開されていたオリジナル版は2024年4月22日より配信停止されてしまっている。 本作ではプレイヤーはおむすびが好きなぽっちゃり目の主人公「日向子」を操作し、丁寧に描かれたドット絵で描かれた浮世絵のように美しい風景や、歌舞伎のように大胆な幻想で構成されたこの世とあの世の狭間である「辺獄」からの脱出を目指していく。 作中にはエニシ、穢れ、物の怪、言霊、忌み名といった恐ろしげなものが詰めこまれているほか、花魁屋敷や狐の嫁入りなどの古い風俗や伝承を取り入れた演出も含まれているという。 なお、オリジナル版から完全版にアップデートされたことによる追加要素などは現状明らかにされてはいない。 プラットフォームはPC(Steam)で価格は不明。発売日の8月1日は夏真っ盛りなホラーシーズンなので、夏に和風ホラーを楽しみたい人はウィッシュリストに入れておいてはどうだろうか。
電ファミニコゲーマー:はくまいさん
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