雷電の故郷で巨大紙相撲、土俵をたたいて全力勝負 段ボール力士の背丈は197センチに
段ボールで作った高さ197センチの力士を戦わせる「どんどこ!巨大紙相撲大会雷電東御場所」が23日、東御市文化会館であった。江戸時代に活躍した地元出身の力士、雷電為右衛門(ためえもん)を顕彰する催しで、6回目。新型コロナの影響で制限した昨年より9組多い23組が出場し、400人近い観客が取組に声援を送った。 【写真】手作り力士が土俵上で戦う巨大紙相撲大会
ベニヤ板の土俵の端をたたき合い、力士が土俵を割ったら負け。紙力士の背丈は雷電の身長にちなみ、干支(えと)の竜や米大リーグの大谷翔平選手などユニークな力士が会場を沸かせた。高齢女性と小学生が懸命にたたき合う場面もあった。各チームが4戦し、勝利数と勝負に要した時間の短さで競った。同市祢津小の3年生6人のチームが優勝した。
同市滋野地区の住民でつくる「しげの里づくりの会」が主催。会長の若林幹雄さん(74)は「子どもが大勢参加し、おじいちゃん、おばあちゃんも見に来てにぎわった」とうれしそうだった。