【写真：Getty Images】

　ポルトガル1部のプリメイラ・リーガ第27節、ポルティモネンセ対ブラガが現地時間1日に行われた。ホームのポルティモネンセは、3-5で敗北を喫している。バイエルンからのレンタル移籍でポルティモネンセでプレーしている19歳MF福井太智が、この試合に途中出場を果たし、ミドルシュートで圧巻のゴールを決めている。 【動画】福井太智のスーパーゴールがこれだ！ 　ポルティモネンセでは中村航輔がゴールマウスを守り、福井はベンチスタートとなった。試合は開始3分にブラガが先制。しかし、18分にPKでポルティモネンセが同点に追いつく。30分にロジャー・フェルナンデスがチーム2点目を決めて、ブラガが再びリードとなる。前半はブラガのリードで折り返すと、ポルティモネンセがその後に3失点。それでも71分に福井のスルーパスに抜け出したイルデベルト・ペレイラがループシュートを決めてスコアは2-5となる。 　そして、迎えた86分に福井がスーパーゴールを決める。左サイドを抜け出したエリオ・ヴァレーラがボールキープからマイナスのパスを送る。ペナルティエリア外の左でパスを受けた福井がワントラップから右足一閃。勢いに乗ったボールはゴール右に突き刺さった。 　瞬き厳禁の一撃だ。右足の振りが速く、スピードのあったボールは一瞬でも目を離すと追えないほど。さらにコースもゴール右上とGKも届かない位置に飛んでおり、何もかも完璧なゴールだった。 　このゴールでポルティモネンセが2点差に迫るも、試合はそのまま終了。ポルティモネンセは3-5で敗戦となった。