全世界歴代興収1位の映画シリーズ新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』日本公開日決定、コンセプトアート5種解禁
巨匠ジェームズ・キャメロンが監督する「アバター」シリーズの最新作『Avatar: Fire and Ash』(原題)の日本公開日が決定。邦題『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』として、本日よりちょうど一年後の2025年12月19日(金)に日米同時公開される。 【全ての写真】『アバター』最新作から解禁された日本版ロゴ、新たな生命体を予感させるコンセプトアート5種 全世界歴代興行収入ランキングで第1位(約4,505億円)を記録し、人類が生み出した全映画の頂点に立つ『アバター』(09)。そしてジェームズ・キャメロン監督のもう一つの代表作である『タイタニック』(97)を超え、同ランキングで第3位(約3,575億円)にランクインする偉業を成し遂げた『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)。第一弾の『アバター』では美しい“神秘の星パンドラ”の森を舞台にパンドラの侵略を目論む人類との戦いを、第二弾の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では海を舞台に“海の部族”や生物と共に脅威に立ち向かうストーリーが描かれた。 そして本日、第三弾となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の日本版ロゴとコンセプトアート5種が一挙解禁。邦題発表とあわせて解禁された日本版ロゴはタイトルの“ファイヤー”を表し轟々と燃えさかる炎が印象的で、新たな舞台で紡がれる物語を想像させるビジュアルになっている。 併せて公開されたコンセプトアートは、先日行われたD23でジェームズ・キャメロンが明かした「新しいキャラクターや設定、生命体」を予感させる5枚。特に目を引くのは、ナヴィが手を振る先で空に浮かぶ気球のような乗り物が映し出された美しいパンドラの夕陽の一枚で、気球部分はクラゲのような形を模していることから今作で新たに登場する生物だろうか。また、夜に浮かぶ艶やかな海の写真には、前作で登場した海の巨大な生物・トゥルクンが集まっている様子が映し出されている。 さらに、1作目の青い鳥のバンシーや赤い鳥のトルク、2作目に登場した海を渡るスキムウィングとはまた異なる、ナヴィの戦士を乗せて飛ぶ生物のビジュアルも公開。そして今作で登場する新たなナヴィの部族と思しき集落の一枚では、部族に捕らえられているナヴィは主人公・ジェイクを象徴する編み込みの髪型とも見受けられ、何やら不穏な気配を感じる一枚となっている。 なお先日には、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムにて開催されているディズニーファンイベント「D23 The ULTIMATE Disney FAN EVENT」にジェームズ・キャメロンがサプライズ登場。2024年度の偉大なるディズニーレジェンドに加わったキャメロン監督は、会場に集まったファンに『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の内容について、「このイベントのために、ニュージーランドからはるばる飛んできましたが、来た甲斐がありました。18年以上もの時間をかけてパンドラの世界を描いた『アバター』シリーズ最新作にして3作目を皆様にお披露目する事ができて、とても嬉しいです。毎日VFXから届く映像を見て、クリスマスの朝が来たかのような喜びを感じています。キャラクター達はとても生き生きとして、本物のように感じ、この新しい冒険は美しいだけではなく、本作では新たな挑戦がありました。新しいキャラクターや、設定、生命体、いままでパンドラでは見たことのないものも出てきますので、きっと気に入って頂けると思います。最新作は皆さんが期待している以上の作品であることを約束します。」と語った。 『アバター』公開当時、ジェームズ・キャメロンは独自の革新的な3Dカメラを開発し、他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。そこから13年間キャメロン監督が心血を注ぎ、前作を遥に超える解像度とハイ・フレーム・レートが実現する滑らかな映像、人類史上最高と言われた映像美で描かれるリアルを優に超えた美しい海を劇場のスクリーンに映し出した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。幻想的で美しい“神秘の星パンドラ”に宿る生物たちの息吹、人類と先住民ナヴィとの激しい戦いや家族を描いた心を揺さぶるドラマも感動を呼び、前作『アバター』を知らなかった多くの10代20代の層も劇場で“体験”するなど、世界中で社会現象を巻き起こした。 そんな最高の映像体験を常に追求しながら普遍的テーマの先にある物語を描き、全世界に届け続ける巨匠ジェームズ・キャメロンは、シリーズ3作目となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』で人々をどの次元に連れて行ってくれるのだろうか。