「有働由美子さんが、阪神の優勝が近づくにつれて少女のようにときめいて……」熊谷実帆アナウンサー
【ニッポン放送 アナウンサーインタビュー2023<2>】 番組、イベント、デジタルメディア……ニッポン放送の様々なシーンで幅広く活躍しているアナウンサーたち。「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部では、そんなアナウンサーのみなさんに日々の奮闘の“裏側”を訊きながら、今年2023年を振り返ってもらいました。2人目は、行ってミホ!やってミホ!熊谷実帆アナウンサーです。
<strong>東京国際フォーラムホールAのイベントは「満員の会場を見たとき、感動しました」</strong>
―アシスタントを務める「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜日 8:00~)は、今年6月24日に、東京国際フォーラムホールAでイベント「おかげさまで15周年 大感謝祭!!」を開催しました。あの大きなホールで、たくさんのリスナーさんを前にしていかがでしたか? 「垣花正あなたとハッピー!」のアシスタントになってから4年、コロナ禍だったこともあり私にとっては初めての番組イベントでした。本番前、那須アナウンサーに「とにかくこの場を楽しんでね」と温かい言葉をいただきステージに上がったのですがハッピーリスナーさんで満員の会場を見たときは素直に感動しました。垣花さんと森永卓郎さんのオリジナルユニット、ホワイトバタフライズの歌唱も入念なリハーサルのおかげで大成功!(?) 中瀬ゆかりさんの「天城越え」ならぬ「天城肥え」の迫力も満点でした。豪華なゲストの皆様にもご協力いただき本当に感謝しています。個人的には「行ってミホ!やってミホ!」をあの大きな会場でできたのも嬉しかったです。改めていつも番組を支えてくださっているリスナーの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。これからも朝8時から思いきり笑って、時には真剣に考え、そしてやっぱり大きな声で一緒に笑いたいです。末永く、どうぞよろしくお願いいたします!
有働由美子さんから話が出ないことはないくらい、“阪神尽くし”な1年でした
‐‐‐そして、「うどうのらじお」(金曜日 15:30~)のアシスタントを務めて3年半ですが、パーソナリティ・有働由美子さんが熱く応援する、プロ野球・阪神タイガースが今年は日本一を獲得。シーズン中から雰囲気はいかがでしたか? 毎週の有働さんのオープニングトーク、阪神の話が出ないことはないくらい阪神尽くしな1年でした。目がキラキラ輝いていて、優勝が近づくにつれて有働さんが少女のようにときめいているのが分かりました。印象的だったのは阪神がセリーグ優勝を決めた後、今年7月に脳腫瘍のため亡くなった横田慎太郎選手のご実家に伺った有働さんと電話を繋いだ時のこと。その電話の第一声はあんなに優勝を楽しみにしていたのに、「いざ優勝すると夢心地で実感がないのよね」と予想以上に冷静なものでした。でもこれが本当の阪神ファンの心境なんだなと思いました。横田選手のお母さまにも「うどらじ」リスナーで、有働さんのエールはしっかり届いていたそうです。阪神がシーズン優勝を達成した瞬間は、有働さんを想って私も涙が出てしまいました。何かを真剣に応援する人がいて、その応援している人の熱に心を動かされることがあるんだと感じた瞬間でした。