芸能人の来店イベントがとある”目印”に…パチンコ番組に大物タレントが続々!「その理由」
BSよしもとで10月18日に放送された特番「パチンコ・パチスロ好き大集合!パチトークTV」は、そのキャストの豪華さで話題となった。 長澤まさみ 日本ダービーの表彰式で見せた“神々しい”ワンピース姿【写真】 「MCは『見取り図』盛山晋太郎(38)、共演が『相席スタート』山添寛(39)や矢口真里(41)と地上波でもおかしくないメンバーでした」(広告代理店関係者) BSながら豪華メンバーの出演が可能になったのは、この番組が全国パチンコ・パチスロファン感謝デー(11月開催)の宣伝のために企画された特番で、パチンコホールの全国組織「全日遊連」がスポンサーになっていたからだという。 「東日本大震災が起きた際に電力不足が問題になって以来、パチンコ・パチスロ業界は派手な宣伝活動を控えていました。ただ、自粛によって深刻な客離れが起きたこともあり、’21年4月から10年ぶりにパチンコ台のCMを解禁。”射倖心を煽るから”と一部エリアで禁止されていた芸能人の来店イベント告知も再開され、パチンコ好き有名人の需要が高まっているのです」(同前) パチンコメーカー39社で構成される日本遊技機工業組合が発足させた「KIBUN PACHI-PACHI委員会」のCMに、女優の柴咲コウ(43)が起用されたことも驚きをもって迎えられた。 「離れていったファンを取り戻すのと同時に、イメージアップにも取り組んでいるのです。ネットテレビのABEMAには『さらば青春の光』らがMCを務める『パーラーカチ盛り ABEMA店』があるほか、『チャンスの時間』でも定期的にパチンコ企画を放送しています。 また、パチンコホール各社も番組制作に力を入れていて、YouTubeで公開しています。なかでも岡野陽一(43)と『空気階段』の鈴木もぐら(37)によるパチンコ・パチスロ番組『くずパチ』は100万回再生を超える動画が多数ある人気コンテンツになっています。『EXIT』もパチンコ番組をやっていますが、彼らはいかんせん知識が乏しいので、再生回数はそこまで伸びていない。ただ、新規ファン獲得には貢献していますね」(夕刊紙記者) ◆知名度だけでは戦えない 元SKE48でセンターを務めたこともある小畑優奈(22)は昨年から、パチスロ演者としても活動。この記者によれば、「″ゆっぺり″名義で、来店イベントに引っ張りダコとなっている」という。 「かつてのような″高設定台を用意している″という表現はNGとなるので、著名人の来店自体が高設定台を設置しているという″目印″になっている。来店イベントバブルが起きています」 酒井法子(53)が3店回って300万円の高額ギャラを貰ったと報じられたことがあったが、今の業界にそこまで余裕はない。パチンコ専門誌編集者は「リーズナブルなギャラで集客が期待できる美人パチスロライターやギャンブル好き芸人が今のトレンド」と言うのだった。 「ライターなら実践費込みで一回あたり10万~15万円、椿鬼奴(52)など人気芸人でも40万~50万円ほどではないか。ただ、全国に多数のホールがあるパチンコ営業は″安くとも数をこなせる強み″がある。タレントの山本裕典(36)や田口淳之介(39)らもパチンコ好きをアピールして、来店イベントを始めていますよ」 令和のギャンブル仕事は、知名度だけでは勝てない激戦となっているのだ。 『FRIDAY』2024年12月27日号より
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