BMW M2クーペ

独BMWは2024年6月13日（現地時間）、「BMW M2クーペ」のマイナーチェンジモデルを発表した。 【写真】改良型「BMW M2クーペ」の外装・内装を詳しくチェックする（6枚） BMW M2クーペは、「2シリーズ クーペ」をベースに動力性能・運動性能を大幅に高めた高性能スポーツモデルである。 今回の改良型は、モノスクロールのツインターボチャージャーを備えた3リッター直6ガソリンエンジンを搭載し、従来型より20PS高い480PS（353N・m）の最高出力を発生。トランスミッションは8段の「Mステップトロニック」と6段MT（オプション）の2種類で、前者の場合、エンジンの最大トルクは600N・m、後者の場合は550N・mとなる。駆動方式はFRだ。 シャシーや足まわりも強化しており、「アダプティブMサスペンション」や「Mサーボトロニックステアリング」「Mコンパウンドブレーキ」などを採用。ドライバーが制御の介入する後輪のスリップ量などを設定できる「Mトラクションコントロール」も用意している。 動力性能は、0-100km/h加速が4.0秒（MT仕様は4.2秒）、0-200km/h加速が12.9秒（同13.7秒）、最高速が250km/hと公称。オプションの「Mドライバーズパッケージ」を採用すると、最高速を285km/hまで高めることができるという。 生産はベースモデルの2シリーズ クーペと同じく、メキシコのサン・ルイス・ポトシ工場で実施。2024年8月に生産が開始される予定だ。主要なマーケットは欧州やアメリカで、中国や英国、日本がそれに続くと想定している。 （webCG）