柔道女子48キロ級の角田。写真：YUTAKA/アフロスポーツ

　パリ五輪は現地７月27日、柔道競技が開幕。女子48キロ級では日本の角田夏実が今大会日本勢第１号となる金メダルを獲得した。 【画像】パリ五輪に挑む女子柔道日本代表選手７名を一挙紹介！ 　１回戦を開始45秒で一本勝ちした角田は、２回戦でも南アフリカのG・ホワイトブーイを１分11秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。２試合ともに巴投げからの腕ひしぎ十字固めという必勝パターンで勝ち上がった。 　準々決勝は、最大のライバルと目されたフランスのシリヌ・ブクリに巴投げで一本勝ち。準決勝はスウェーデンの18歳・タラ・バブルファスに苦しみながらも延長戦の末に反則勝ちで決勝に進出した。 　そして、決勝はモンゴルのバーサンフー・バブードルジと対戦。角田は、持ち前の巴投げを繰り出し主導権を握ろうとする。すると、３分すぎに角田が巴投げで技ありでポイントリード。このまま４分がすぎ、角田がバブードルジを下し、48キロ級では2004年の谷亮子以来となる金メダルを獲得した。 　パリ五輪日本人第１号、そして夏季五輪通算500個目となる金メダルに深夜の日本列島は歓喜に沸いた。「柔道女子48キロ級の角田選手、金メダル！」「金メダルおめでとうございます 素晴らしかったです」「日本通算500個目のメダル！」「500個目、そして今大会第一号おめでとう」などと数多くのコメントが寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部