なぜ…サンマに異変? お家でサンマを使った絶品炊き込みご飯を紹介
近年、深刻な不漁が続き私たちの食卓から遠のいてしまった「サンマ」 今年こそ戻ってくるのでしょうか。 斉藤俊幸記者「こちらがきょう入荷したばかりの北海道産のサンマです。この時期の入荷量は去年の2倍だということです」 8月23日から「広島市中央卸売市場」で入荷が始まった今シーズンの「サンマ」 26日は、去年のこの時期と比較すると2倍近くにもなる約1.4tが入荷しました。 広島魚市場 酒井啓伎さん「今年は去年よりも少しサイズが大きい。もう少し時期が遅くなるともっと脂がのってくると思う」 気になるのはその値段・・・ サンマは全国的な不漁で価格高騰が続いていましたが、今年は異変が起きているといいます。 広島魚市場 酒井啓伎さん「最初の入荷量がドカンと多かったので、その分値段が下がっている。大体去年の半値くらいですかね、去年が1kgあたり5000円くらいで今年は2500円くらいに落ち着いている」 そんな旬のサンマ!家庭でもできる炊き込みご飯の作り方を「より道酒場 檜や」店主の檜山晋平さんに教えてもらいました。 用意するのはこちらの材料!サンマと同じく秋の旬のきのこにショウガ、そして炊き込みご飯に入れると必ずおいしくなるという油揚げを使います。 まずは3枚におろしたサンマをじっくり焼き上げます。 檜山晋平さん「サンマを入れてください。焼いた方が香ばしくておいしいので必ず焼いてください」 火にかけて15分むらして15分で完成です。 古武家朋哉記者「それではいただきます。サンマにかなり脂がのっていてとてもジューシーです。焼いていることで香ばしい仕上がりになっていますね」 より道酒場 檜や 檜山晋平店主「サンマの塩焼き、刺身、炊き込みご飯が一番出ます。やっぱり旬のものは旬のうちに食べたほうが健康になると思いますので、是非食べていただきたい」 ただ、今年こそサンマが安く食べれると思いきやそうもいかないようです。「初水揚げ」こそ豊漁だったものの水産庁は今年のサンマ漁について去年並みの「低水準」と予想。広島の市場関係者も「安値」は長く続かないのではないかと見ています。 広島魚市場 酒井啓伎さん「初日よりも段々と量が減っているのでちょっとずつ(値段が)上がっていくんじゃないかと思います」