地元の魅力伝え合う、竜王中生徒が豪州高校生とオンラインで友好都市交流【山陽小野田】
竜王中(山本敦士校長)の2年生59人が12日、山陽小野田市と友好都市協定を結ぶ豪州モートンベイ市のレッドクリフ・ステート・ハイスクールの10年生(高校1年生)16人とオンラインで交流し、地元の魅力を伝え合った。 昨年8月10~21日に市の中学生海外派遣事業で同校の生徒を含む8人が、ホストファミリー宅にホームステイしながら同スクールに通った。派遣された生徒だけでなく市内の中学生全体に交流の機会を持ってもらおうと初めて実施した。 生徒たちは共同作業ツール「チームス」のビデオ会議機能で対話。同校では3、4人の班ごとに自己紹介すると、事前にプレゼンテーションソフトで作った資料で埴生の季節体験農場「花の海」で栽培しているイチゴの品種、竜王山から見える景色の写真などを見せながら英語でPRした。好きなゲームのキャラクターが一致すると、うれしそうな表情を見せた。 森重月翔(らいと)君は「知らない言葉が多かったけど、辞書で調べながら話せた。いつかモートンベイ市に行ってみたいし、山陽小野田市を訪ねてほしい」と話した。 同スクールは9月に、修学旅行で市内を訪問する予定。