今見るべき韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ』を深堀り解説!|STORY
『ソンジェ背負って走れ』沼落ちする人続出のその魅力とは?
☆成功したオタクと大人気アイドル。キュンとするラブシーン、考えられるだけ全部盛り © CJ ENM Studios Co., Ltd.U-NEXTにて独占配信中 韓国ドラマのラブコメあるあるでもある、転びそうになって偶然ハグ。そこから意識し始める。みたいな胸キュンシーン。まぁよくこれだけ考えられましたね。と感心するほどの、胸キュンラブシーンの多さがこのドラマの魅力の1つ。しかもそれが、推しとそのオタクという夢設定。1話につき1シーンは必ず登場し、視聴者をキュンとさせ「ありえな~い」と思いながらも、今度はどんな仕掛けが待ち受けているのか、こちらから楽しみにしてしまうほど。そして、これもラブコメあるあるですが、主人公の男性キャラは、ものすごいイケメンなのに恋愛に奥手で彼女がいたことがない純情男という設定。ここまで多くの王道の胸キュンシーンを盛り込んだドラマはかつてあったでしょうか?最後までラブコメという軸は崩さず、見た人全員がソルと共に同じ気持ちで、ソンジェを背負って奮闘してしまう、気持ちが落ち込んでいても見れば元気になれるビタミンのようなラブコメを極めたドラマです。
☆胸キュンだけじゃない、「後悔のないように生きて欲しい」という © CJ ENM Studios Co., Ltd.U-NEXTにて独占配信中 ロマンス、タイムスリップ、少しのサスペンス、友情、青春など様々な要素が盛り込まれている本作。主役の2人のケミが際立ちすぎて「ロマンス」部分ばかり注目されがちですが「どんな時もその一瞬一瞬を噛みしめながら、後悔しないように生きて欲しい」というメッセージ性を感じる展開にも心打たれます。自分を救ってくれた推しを最悪な結末から救うために、過去で見逃してしまった瞬間に気がづくために奔走するソル。その健気な言動は、今の言動の積み重ねで未来が作られるという当たり前のようでいて忘れがちな事実に気づかされ、脚本家イ・シウン作家が「人々がストレスを感じながら見るのを望まなかった」と言うように、明日への活力、希望を感じ、 1日1日を大事に生きようという気持ちにさせてくれます。 タイムスリップものですから、「記憶」もテーマの1つ。推し、愛する人のために何度も過去へ戻っては奮闘したソリを肯定する「記憶は消えずに心に刻まれる」というソルのハルモニ(おばあさん)の名セリフは私達視聴者たちをも肯定してくれているようで、心に染み入るように刻まれるのです。