【J1新潟】残り2試合…チームの中核担う秋山裕紀&大学生ながら存在感発揮する稲村隼翔 2人が語る残留のカギは…「無失点にこだわりたい」
今シーズンも残り2試合となったサッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟。J1残留がいまだ決まらぬ状況の中、今のアルビをけん引するキーマン、副キャプテンの秋山裕紀選手と大学生ながら存在感を発揮する稲村隼翔選手を取材。残留に向け、カギとなるポイントについて聞きました。
■“組織的なサッカー”でJ1残留へ
J1に再昇格し、2シーズン目の終盤を迎えたアルビレックス新潟。ルヴァンカップではクラブ初の準優勝を果たしましたが、現在リーグ16位と、いまだJ1残留を決めることができていません。 【秋山裕紀 選手】 「勝ちというところの貪欲さを、選手一人一人が持って戦わなくてはいけないと思っている」 【稲村隼翔 選手】 「ルヴァンの決勝で勝てなかったり、いま残留争いをしているところにもどかしさは感じている」 直撃したのは、ミッドフィルダーの秋山裕紀選手とディフェンダーの稲村隼翔選手。 【秋山裕紀 選手】 「この中断期間、チームとしてやるべきことをもう一度改めた上で取り組んでいる」 残留を決めるためにも意識的に取り組んでいるというのが決定機をつくり出すこと。 【秋山裕紀 選手】 「ボールを握っているだけではなく、フィニッシュのところを決めきるというところから逆算したボールの動かし方というところは重点的にやっている」 ボールの支配率を高め、個人の能力に依存することなく、組織的に攻撃を組み立てるプレースタイルのアルビ。 1試合平均、パス数・パス成功率はともにリーグトップで、中でも秋山選手は試合中にボールに関わる回数、そしてパス数がJ1の選手の中で1位と、まさにアルビのサッカーの中核を担っています。 【秋山裕紀 選手】 「自分たちがやってきたコレクティブ(組織的)なところをピッチの上で表現できれば、どの相手であっても、しっかり点は取れると思っている」 【稲村隼翔 選手】 「攻守ともに、裕紀さんを中心としてこのサッカーがあると思っているので、そこは意識している」