現役復帰の杉原愛子「ピチピチの10代には負けへんで!24歳頑張りました」五輪代表圏内まで0・034点差の5位
◆体操 ▽パリ五輪代表選考会兼個人総合全日本選手権 第3日(13日・高崎アリーナ) 女子決勝が行われ、昨年現役復帰した杉原愛子(24)=TRyAS=は、予選との合計106・496点で5位だった。 3年ぶりの全日本で、4種目ずつを2日間やり通し「大過失なく試合が2日間できたのはすごい良かったこと。ある意味、収穫。『体操が大好きなんやな』ってやってても思ったし、めっちゃ楽しかったです」。同じ班で回った選手は、6人中4人が10代で「『まだピチピチの10代には負けへんで!』と思いながら、24歳頑張りました(笑い)」と笑顔が浮かんだ。 女子の五輪代表は5人で、全日本の得点を持ち越して争う5月のNHK杯(高崎アリーナ)で、上位4人とチーム貢献度で1人が決定する。現在4位とは、0・034点と僅差。日本女子史上3人目の3大会連続五輪もまだまだ可能性は十分。「4位とも0・1もない。大きいミスはできひんと感じた。ここの大会に出れたことで、感謝の気持ちでいっぱいの部分と、(現時点では)代表の位置に入ってないので、悔しい気持ちあることにうれしさを感じている。その悔しさをバネにNHK杯でも2日間ノーミス演技で、必ず4位までに入って頑張りたい」と意気込んだ。
報知新聞社