「DHは不利になる」大谷翔平、今季はナ・リーグMVPを獲れない!? 米メディア「彼には勝てないだろうが…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は調子を落としていたものの、6月に入ってからは脅威的な成績を残している。さらにムーキー・ベッツ内野手の負傷離脱も相まって、大谷はMVP候補として名を挙げているが、指名打者(DH)では難しいかもしれない。米メディア『スポーティングニュース』のカイル・マドソン記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は数週間のスランプを経験していたが、打率では全球団で1位となり、本塁打とISOではナショナルリーグで1位となり、出塁率ではサンディエゴ・パドレスのジュリクソン・プロファー内野手に次ぐ2位の位置にいる。 また、ベッツの戦線離脱による影響は、MVP論争においても無視できない。ベッツが故障して以来、大谷は打率.424、OPS1.606、二塁打3、本塁打6、打点15、得点12の成績だ。ドジャースはこの間7勝2敗で、再びナショナルリーグ最高の球団のように見える。 圧倒的成績を残す大谷についてマドソン氏は「おそらく、DHであることが最終的に大谷にとって不利になり、ハーパーのような選手には勝てないだろうが、現時点での彼の成績は、受賞候補とするには十分なものだ。彼がこの調子を維持すれば、ポジションは問題ではなくなるかもしれない」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部