自民党総裁選から見えた様々な景色
派閥は多くが解消されたものの、新しいグループができたに過ぎず、何も変わっていない、一方、重鎮の動きは以前よりもグリップしなかった、党が変わる過渡期にあるのか……様々な見方ができるでしょう。 15日間の総裁選はまさに「起承転結」の景色が展開されました。権力の中枢が決まる経緯が、これまでと比べて目に見える形になったという点では、今回の総裁選は一定の成果はあったように思います。 総裁選の投票権を持つのは議員と自民党員で、ほとんどの国民は蚊帳の外でしたが、さて、これまでで見えてきた自民党(もちろん立憲民主党などの他党も)の姿勢については、遠くない時期に行われる総選挙で判断する……いよいよ国民の出番となります。 (了)