16歳の時に「性的魅力がないから不合格」。妖精のような美人俳優(26)が、オーディション落ちした"辛い過去"を明かす
エル・ファニングが、子役時代の「ゾッとする」経験を明かした。 『The Hollywood Reporter』の共同インタビューで、ファニングは16歳の時、「性的魅力がない」という理由でオーディションに落ちたという。 【写真】「性的魅力がない」とオーディションに落ちた頃の、10代のエル・ファニング 「私には8歳か9歳の頃から素晴らしいマネージャーとエージェントがついていて、とても守られていた。それは珍しいことよ」と彼女。マネージャーは彼女を傷つける恐れのある「有害なコメント」は彼女に伝わらないようにしていたそう。 「これは初めて言う話だけれど、ある映画のオーディションを受けて、落ちたことがあったの。その映画は実際にはできなかったと思うけど、父娘が車で旅するコメディだった。その後エージェントからは何も聞かなかったわ。私を傷つけかねないことは言わなかったし、そういうものを排除するシステムができ上がっていたから。おそらく有害なコメントはたくさんあったので、そういうシステムはとても大事だった。でも、これは耳に入ってきた。16歳の時に、ある人が『あぁ、彼女は性的魅力がないから、父娘が車で旅するコメディで役を取れなかったんだ』と言ったの」 「すごく悪趣味。今なら『なんてムカつくヤツ!』と笑い飛ばせるけど」と彼女。 子役スターとして有名になったことについて、ファニングは「私は常に自分にとても自信を持っていたけど、もちろん世間の注目を浴びて成長するのは奇妙なものだった。自分の12歳の頃からのパパラッチ写真を見ると、『この年齢で鏡に写った自分の姿を見るのはいいこと?』と思ってしまう。それが私を傷つけたとは思わないけれど、自分自身をとても意識するようになったのは確かだわ」と言う。 その後『マレフィセント』や『ティーンスピリット』、『最高に素晴らしいこと』などの作品に主演するとともにHuluの『THE GREAT~エカチェリーナの時々真実の物語~』に主演し、エミー賞にノミネート。最近のUK版『ハーパーズ バザー』のインタビューでは実力を発揮していることについて次のように述べている。 「この頃、自分を表明することは大事だという気がしている。長い間、『私はまだ若いから、私の言うことなんて人は聞きたがらないし、もっと知識があるわ』と思っていた。でも、私はこの仕事を20年もやっているのだということを印象づけたくなることがあるの」
from Harper's BAZAAR US