日本の次期主力ロケット「H3」3号機 6月30日に打ち上げ 種子島宇宙センター
鹿児島放送
日本の新たな主力ロケット「H3」の3号機が6月30日に種子島宇宙センターから打ち上げられることが発表されました。 JAXA=宇宙航空研究開発機構は、H3ロケット3号機を6月30日の午後0時6分から19分の間に種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。 3号機で打ち上げるのは現在運用中の地球観測衛星「だいち2号」の後継機、「だいち4号」です。「だいち4号」は地面に送った電波の反応から地震や火山活動による地盤の隆起などをとらえ、さらに夜や雨天の時も観測できることから洪水など豪雨災害の監視が可能となります。「だいち2号」の4倍となる200キロメートルの幅を1度に観測することができるということです。 「H3」は去年、初号機の打ち上げに失敗しましたが、今年2月、2号機の打ち上げに成功しています。