5人のパパ・つるの剛士が教える「上手な叱り方」教育とは“共育”と語るワケ
ふじこせんせい:冷静にならなくちゃと思っていても、イライラしてきますよね! どうしたらいいでしょう? つるの剛士:僕はトイレにこもってクールダウンしていました
物理的に距離をおくことが効果的
イライラしますよ。人間だもの。僕は「うわーっ」とイライラがこみあげてきた時には、トイレにこもってクールダウンするようにしました! まずは子どもと離れて、自分の感情をコントロール。気持ちを落ち着かせることですね。叱るのには根気と覚悟が必要だから、一気に熱くなってしまってはダメなんです。 あと、僕の場合は「強く叱りすぎたなあ」「感情的になってしまったなあと」思った時には、時間をおいて「きつい言い方すぎたよね、ごめんね」って、子どもに謝っていました。そうすると子どもも「パパ、いいよ。ボクもごめんなさい」って、わかってくれるし、こちらの“思い”も通じるんです。 それに、かわいい寝顔を見ながら「ああ、きつく言い過ぎちゃったなあ」とモヤモヤとした後悔もなくなります。
ふじこせんせい:私もこの方法を実践した時、娘がドア越しに「ごめんね」と言ってくれて驚きました!
親だって、まだまだ未熟で、いたらないところがたくさんあるものです。だから、子どもと共に、親も日々成長をしていくもの。教育って“共育”だと思っているんです。悩んだり、わからなかったりしたら、素直に「一緒に育っていこう」という気持ちが大切なんじゃないかな。
つるの剛士(つるの たけし)
1975年生まれ。福岡県出身。神奈川県藤沢市在住。1997年「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を好演。2008にはバラエティ番組「クイズヘキサゴン」でユニット“羞恥心”を結成しブレイク。以降、音楽活動やタレントとしてマルチに活躍中。私生活では2男3女の父親。2022年には短期大学を卒業し、幼稚園教諭二種免許、保育士資格を取得。現在は大学のこども心理学部に在籍。将棋、釣り、サーフィン等特技と趣味も幅広い。
ふじこせんせい
元保育士、2児のママ。SNS総フォロワー数約18万。「元保育士YouTuberふじこせんせい」として、保育者や子育て家族にむけて情報を発信。保護者向けの講演会にも登壇するなど活動の幅も広いインフルエンサー。