40歳のナックルボーラー大家の挑戦は「特別かっこいい」。米公式HPが報道
独立リーグ、ルートインBCリーグの福島でプレーしていた元メジャーリーガーの大家友和投手(40)がオリオールズとナックルボーラーとしてマイナー契約を結んだことが発表されたが、メジャーリーグ公式ホームページは、トップニュースとして、この異例の契約を取り上げた。 「CUT4」という画像や動画を紹介するコーナーが伝えたもの。 「(大家の契約が)特別にかっこいい2つの理由」と書かれ、今回の挑戦が、いかに特別なものかを紹介した。 “特別にかっこいい”理由は以下の2つ。 1.メジャーリーグは常にナックルボーラーを必要としている。特に年齢を重ねた多様な選手を。 2.もし、彼がメジャーリーグに昇格できたら、メジャーで今もプレーする元エクスポズの選手はバートロ・コロンと大家の2人だけになる。 記事では、大家のメジャー再挑戦の経緯を丁寧に説明しており、「最後に我々が元メジャーリーガーの大家を見たのは2014年の春だった。彼はナックルボーラーとしてブルージェイズのスプリングトレーニングに参加した後、独立リーグのブリッジポート・ブルーフィッシュで投げていた」という文章で始まっている。 このブルージェイズのキャンプに参加していた時の様子として、同じナックルボーラーのディッキーとともに写っている写真も掲載され、「ディッキーからアドバイスを受けているように見える写真」と説明を付け加えた。メジャーでは、ディッキーや、レッドソックスのライトなど、球速はほとんどないが、投げてみなければ、どう変化するかわからないほどボールが動く魔球のナックルを駆使してローテーションを守っている個性豊かなナックルボーラーへの人気は抜群で、高年齢でもプレーを続けられることで球団サイドの期待値も高い。 それゆえ、40歳になってナックルボーラーとしてメジャーに再挑戦する大家の姿は、ドラマチックでもあり、ファンの注目を集めるものなのだ。 記事では、今季は、日本の独立リーグでプレーしていたことにも触れて、「ブルーフィッシュの後は、日本の独立セミプロチームである、福島ホープスに行った。そして、今、彼は2度目のメジャーリーグ復帰を目指す準備ができたところだ。元エクスポズの大家がオリオールズとマイナー契約を結んだ」と説明した。