馬場典子アナ「内心めちゃめちゃ腹が立っています」ゴルフ・ラウンド中での余計な気づかいにイラッ!?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。2月24日(土)の放送は、前回に引き続き、フリーアナウンサーの馬場典子(ばば・のりこ)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆ゴルフは性格が出るところが「面白い」
丸山:馬場さんは、ゴルフ歴何年ですか? 馬場:かれこれ20年以上になります。 丸山:始めたきっかけは? 馬場:きっかけは、徳光(和夫)さんが、ゴルフが大好きで。「THE・サンデー」(日本テレビ系)という日曜の朝の番組でお世話になっていたときに、番組でコンペがあったり、徳光さんがコンペをされたりしていて、「馬場さんはやらないの?」というお誘いに負けまして(笑)。 丸山:徳光さんはまだゴルフをやっているのかな? 馬場:長らくゴルフはご一緒できていなくて……(一緒にラウンドしたのは)コロナ前ぐらいですかね。 丸山:馬場さんの、ゴルフに対するイメージは? 馬場:若い頃に始めて今に至るので、変わってはきているんですけど、ゴルフは性格が出るなって。それが一番面白い。 丸山:自分のことを自分で言うならどんな性格なんですか? 馬場:若い頃は練習しないから下手で当たり前なのに、下手な自分に腹を立てるみたいな(苦笑)。 丸山:短気ですか? 馬場:あえて、せっかちと言い直しますけど、短気です(笑)。エレベーターのボタンとか連打しちゃうし、改札で家の鍵を出しちゃうし、せっかちなんですよ。 丸山:ゴルフをやっている人のなかには、意外とせっかちな人が多いですからね。 馬場:そうですよね。だから鍛錬にもなるかと。丸山さんは? 丸山:僕もどちらかというと短気です。でも、自分を抑えないといけないし、感情を抑える努力をたくさんしました。そのために、いい選手から助言をいただいたり、自分から質問しに行ったり、情報収集をいっぱいして。 馬場:へぇ~。 丸山:これはいい言葉だなとか、同級生でスーパースターがいたら「どういう気持ちでやっているの?」って聞いて。 馬場:すごい。自分もバリバリの現役のときに、同級生でも先輩・後輩でも関係なく聞いていらしたんですよね? 丸山:そうですね。 馬場:その懐の深さがすごいです。 丸山:心に響いたのは、タイガー・ウッズの言葉とか、いろいろなことを自分に取り入れながらやっていた思いがたくさんありますね。本を読むのは得意ではなかったですけど、伝説の人、ボビー・ジョーンズとかベン・ホーガンの本を読んで「なるほど。この言葉はすごくいいな」とか「こういうふうにしたら良くなるんだ」って子どもの頃からそれを単純に受け止めて。 馬場:はい。 丸山:例えば、ベン・ホーガンは「ショットの前に水を含むと落ち着く」とか。だから僕の映像を観ると、(落ち着かせたいときは)ほぼショット前に飲み物を飲んでいて。子どもの頃から馬鹿のひとつ覚えじゃないけど、そういうことを信じて。 馬場:いやいや、やっぱりそのピュアさと、気になったら素直に誰に対しても聞くし、それでスッと入ってくるものはそのまま取り入れられるし。 丸山:反発しないで1回は聞いてみようと。(実際に試してみて)そこから自分で抽出したものが良ければいいし。(それまでやっていなかったことを)試す価値は絶対にあるじゃないですか。 馬場:そうですね。 丸山:そういう感じでずっとやっていますね。同級生だと、(プロゴルファーの)アーニー・エルスが「Be Patient」という言葉を僕に言ってきて、「メジャーとかこういう競技はとにかく忍耐が必要だ」と。それを聞いて“なるほど”と思って忍耐強くなったり、タイガー・ウッズから「ネガティブとポジティブのバランスをしっかりと持ちなさい」と言われたのを胸に秘めたり。ずっとそうやって生きてきたので、一流の人には誰にでも惜しみなく聞きますよ。