サヨナラ打のドジャース“テオ”「重要な局面で自分に打順が回ってくる」大谷、スミスらに感謝
◇ナ・リーグ ドジャース6×-5ダイヤモンドバックス(2024年7月2日 ロサンゼルス) ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。決勝打を放ったテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)はチームメートへ感謝の言葉を口にした。 4-5の9回、先頭・ラックス、次打者・大谷が連続三振に倒れ2死走者なしと追い込まれた。それでもスミスが二塁打を放ってチャンスメークすると、続くフリーマンが右中間を破る適時二塁打。土壇場で同点に追いついた。 なおも2死二塁でT・ヘルナンデスの打球は三遊間を破り、左翼へ転がった。二塁走者のフリーマンが激走生還し、サヨナラのホームを踏んでドジャースは劇的勝利を飾った。 T・ヘルナンデスはこの日、サヨナラ打を含む2安打3打点の活躍で勝利に貢献。移籍1年目の今季は勝負強さを発揮しており「我々は決してあきらめない。最後のアウトまで戦う。大谷、フレディ(フリーマン)、スミス、ムーキー(ベッツ)、そういった打者が自分の前で打っている。必ずゲームの重要な局面で自分に打順が回ってくる」と前に打つ大谷ら野手陣が強力なことから、チャンスで自身に多く打席が回ってくると感謝した。 また、オールスター戦のファン投票(2次投票)でもこの日の中間発表で外野手部門でナ・リーグ4位にランクアップ。「サポートしてもらって恐れ入るよ。ドジャースに入って、そのドジャースを代表してオールスターに行けるなんて夢のようだ」と語った。