アメリカンフットボール 関西学院大学ファイターズ『伝統の継承』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。 【画像4枚】アメリカンフットボール 関西学院大学ファイターズ 12月17日、阪神甲子園球場で行われたアメリカンフットボールの大学日本一を決める甲子園ボウル。 関西学院大学ファイターズが法政大学オレンジを61対21で下し、前人未到の6連覇、そして34回目の 優勝を成し遂げた。 関学大の今年のチームスローガンは“Dominate(圧倒)”。 それを象徴する試合内容でシーズンラストを締めくくった。 しかし、偉業達成の裏側には、伝統校ならではの壮絶な重圧があったはずだ。 表彰式を終え、チームを引っ張ってきた4年生のメンバーが集まった。 そして、聖地・甲子園の寒空に向かって一気に感情を爆発させた。 そこには “伝統の継承” という重圧から解き放たれた4年生たちの安堵の表情が広がっていた。 ■カメラマンプロフィール 撮影:西村尚己 1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。 人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。 大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。 現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。 2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞 2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。 各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。