128人の搭乗を拒否したルフトハンザドイツ航空にとんでもない額の罰金が
トラブルの原因人物は特定できず
南ドイツ新聞によると、ルフトハンザ航空は、ニューヨーク発の便でトラブルを起こした人物を特定できなかったためと弁明しているという。「人数が多いうえ、彼らは座席を頻繁に動き回り、最後には誰が誰だかわからなくなった」らしい。 しかし、宗教上の理由から128人を搭乗させなかったことを、米運輸省はルフトハンザ航空による「差別」だとみなした。 「旅を続けられなかった人たちの共通点は、正統派ユダヤ教徒に見えたということだ」と、南ドイツ新聞は指摘する。「同じような外見をした誰かが悪さをしたため、規則を守っていた人も含め、全員が罰せられた」。動画には、職員が乗客に対して「混乱を引き起こしたのはユダヤ人であり、それが航空会社の判断に繋がった」と話す様子も残されている。 ルフトハンザドイツ航空はこの出来事を受け、「管理職と従業員向けの研修プログラムを開発した」という。
Courrier international
