求人率・就職率ともに好調 札幌で高校生対象の企業説明会開催
学校と公共機関が一緒に就職をバックアップ
この説明会は午後1時から4時20分までの3時間強なのですが、普段であれば授業中の時間帯です。そこで学校は“公休”扱いでこの説明会に参加、高校生の就職までの道のりをバックアップしています。 「ジョブカフェは12年前、フリーターやニートが社会問題化してきたときに設立され、今は高校生から44歳までの就業をサポートしています。特に高校生は、仕事についての知識が圧倒的に少ないので、職業観の形成・各業界のやりがいを知ることを中心としたサポートを行うことで、学校とともに高校生の就活を応援していければと考えています」(戸田さん) ちなみに、北海道における今年3月卒業の高校生の就職率は97.9%。これは、24年前の1992(平成4)年3月卒業の高校生の就職率98.6%以来の高水準となっています。求人数も15,271人で前年度よりも10%以上も増加、高校生の仕事に対する意識を高めるイベントは、今後さらに重要になりそうです。 (ライター・橋場了吾)