真っ赤な髪、口元にピアス……「水曜日のカンパネラ」詩羽がドラマロケで見せた独特メイク以上の演技力
10月中旬、日の落ちた18時過ぎ、文京区内(東京都)のとある駅近の路上では、ドラマのロケが行われていた。見物人も多く、女子高生たちは「え?うそ!」などと歓声を上げている。彼女たちの視線の先には、女性スタッフに挟まれるように歩いている人物が……。「水曜日のカンパネラ」(以下「水カン」)の2代目ボーカル・詩羽(22)である。 【若者のカリスマ】すごい!ロケの合間、スタッフと談笑する笑顔がかわいい「水カン」の詩羽 緑色のワンピースに赤いフード付きスタジャン。真っ赤な髪の側頭部を剃り上げたヘアスタイルにうさぎのような白い髪留めをしている。目尻には跳ね上がった黒いアイシャドウが引かれ、口元にはピアスが2つと、彼女らしいファッションに身を包んでいた。 「人気音楽ユニットである『水カン』に2代目ボーカルとして詩羽が就任したのは、’21年9月のこと。そこからわずか半年後にリリースした『エジソン』が大ヒットを飛ばし、明るいキャラと独特の感性で、若者からカリスマ的な支持を得ています」(音楽雑誌編集者) 『FRIDAY』は昨年12月、YAMEPI(ヤメピ)というモデル兼アーティストの男性と築44年のアパートで同棲している詩羽をスクープ撮。直撃で、「お付き合いされてますか?」と聞くと、 「はい、されてますされてます。イエーイ! ハハハ」 と、あっけらかんと答えてくれた。今年は、俳優業にも進出。7月期のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に◾️された』(日本テレビ系)では、 「『水カン』の髪型&メイクそのままの出演ということもあり、最初は違和感を覚えた視聴者も少なくなかったはずです。ただ、役柄が芸能生活を続けている生徒だったので納得でしたが、すごかったのはメイク以上に演技力でした。 クラスで常に孤独を感じ、存在感を消す生徒役を演じていましたが、涙を流しながら、胸の内を告白するシーンは圧巻。俳優としても一流であることを証明しました」(民放ドラマ制作関係者) と大絶賛。この日は、橋本環奈(24)主演ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)のロケだったようで、詩羽は不良少女を演じているらしく、路上に寝込む酔っぱらいからカバンを盗むシーンを何度も撮影していた。 11月4日放送のバラエティ番組『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)にVTR出演した詩羽は、2代目ボーカルに就任した経緯について語ったが、それによると、「インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)」にプロデューサーから「気になるんですけど会いませんか?」と突然、連絡があったという。そして、 「人生観とか、私が何を大事にしているか、何をしていきたいかとかそういう話をして。それを2回繰り返して、3回目で会ったときに『水曜日のカンパネラのボーカルになりませんか?』と」 と打診があり、受けたのだそうだ。 当時は楽観的に考えており、 「目の前にあるものに全部挑戦してやろうみたいな時期で」 と、ボーカル就任が勢いだったと語ったが、デビューからわずか2年で、歌手、俳優として大成功を収めた詩羽の歩んだ道は、まさに令和の“シンデレラストーリー”のようだ。次は一体、どんな姿を見せてくれるのだろう。期待が膨らむばかりだ。
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