秋山署長に防犯ブザーを取り付けてもらう1年生＝岡山県美咲町、柵原学園で

　岡山県警美咲署と同署管内防犯連合会は、管内（美咲、久米南町）の全小学校7校の新1年生計103人に防犯用ブザーを贈った。18日は柵原学園（美咲町書副）で贈呈式が行われ、秋山健一署長ら9人が指導も兼ねて来校した。 【写真】生活安全刑事課長から指導を受ける1年生たち

　1年生教室（児童数33人）を訪ねた秋山署長は、児童の真っさらなランドセルに防犯ブザーを取り付け、「登校するときは、先生、駐在所の署員、地域のみなさんが見守っていますので、安心してください。でもブザーはいつでも使えるようにしておきましょう」などとあいさつした。

　続いて生活安全刑事課の望月秀俊課長が自らを守る行為を意識づける合言葉「いかのおすし」について説明。「知らない人についていかない、車に乗らない、怖くなったら大声で知らせることを覚えておきましょう」と呼びかけた。

　長畑百夏さん（6）は「大切に持っていて、怖いと思った時にいつでも使えるようにする」と話した。