【大井・京浜盃】ムルザバエフ「1コーナーの不利しかないです」レース後ジョッキーコメント
3月20日、大井競馬場で行われた交流G2・京浜盃(ダ1700m)は、大井所属のサントノーレが中央勢を撃破。7馬身差の圧勝で羽田盃へ向けたこのステップレースを制した。 【動画】京浜盃サントノーレが7馬身差圧勝 京浜盃、レース後ジョッキーコメント 1着 サントノーレ 服部 茂史騎手 「前走より馬の調子がよくなっているなという返し馬の感じでした。ただ少し、返し馬では力んで走っていたので、そのあたりをレース中は気を付けようと思って騎乗しました。少し馬の気が入ってしまって、前の馬を追いかけるような恰好になってしまいましたが、なんとかリズムを崩さずあそこで我慢できたのがよかったと思います。(道中の手応えは)気分よく3~4コーナーを回ってこられましたし、いつでも抜け出せるような手応えでしたので、あとは馬に頑張ってくれと思いながら騎乗していました。JRA の馬は最後来ると思っていましたが、これまでサントノーレと一緒に戦ってきたので最後まで頑張ろうという気持ちで騎乗していました。今まで戦ってきて今日勝てたということは自信になりましたし、馬も自信がついたと思いますので、代表 として頑張りたいと思います。トライアルレースでしたが、中央勢に勝つことができたこの自信は、ファンのみなさま、荒山調教師と荒山厩舎スタッフのみなさんが馬をつくってくれたおかげだと思います。次は大一番になりますが、中央勢を倒しにいくという強い目標に向かって頑張っていきたいと思います。これからもサントノーレと荒山厩舎、大井競馬場そして開幕が始まるホッカイドウ競馬も応援いただければと思います。今日はどうも ありがとうございました」 荒山勝徳調教師 「元々交流でも活躍している馬を預からせていただき、こういう馬に携われたことを光栄に思いますし、やはり結果も出さなければいけない気持ちで今日のレースに挑みました。見ていてちょっと1コーナーきついところがあるなと感じたんですけど、その後、よく走れていました。直線向いて、あそこまで圧勝するとは思ってはいなかったんですけど、結果、力のあるところを見せてくれたレースだったと思います。(騎手と作戦を練ったか?) 服部騎手はずっと手綱を取っているジョッキーだったので今回も騎乗しに来てもらいました。内枠ということもあり、服部騎手は多少出していってその後、相手の出方を見てレースを組み立てる考えだったので服部騎手に任せました。前走は手探り状態な部分がありましたが、1回、自厩舎で使って馬の状態も分かってちょうど良い感じの仕上げができたのではないかと思っています。馬の状態を見てではありますが、次走は羽田盃の予定でいくつもりではいます。今日はこういう強い勝ち方をしてくれたので一冠目の羽田盃も力の入るところでありますが、さらに強いメンバーが来るのでその馬達と肩を並べて戦えるような状態で次も挑みたいと思います。また、サントノーレの応援をよろしくお願いします」 2着 アンモシエラ 坂井瑠星騎手 「1コーナーで少し後ろに乗っ掛けられるところがあったのですが、それ以外はスムーズなレースで、今日は勝ち馬が強かったのひとことに尽きると思います」