能登半島地震直後の対応検証 課題を洗い出し石川県が改善策提示へ
能登半島地震直後の避難所の開設や情報発信など、石川県の対応を検証する委員会の初会合が28日開かれました。 【写真を見る】能登半島地震直後の対応検証 課題を洗い出し石川県が改善策提示へ 検証委員会は行政や有識者、災害ボランティア団体など11人で構成されています。 県の職員およそ3500人に聞いた発災直後の参集状況や担当業務をもとに課題を洗いだし、今後、幅広く意見を募って改善策を示すことにしています。 出席した委員からは、住宅の耐震化が進まなかった原因や、人命救助の目安とされる発災後72時間以内の県の対応を具体的に示してほしいなどといった要望が出されました。 県は各市町や関係機関にもヒアリングを行い、年度内には課題を整理・公表したうえで、地域防災計画の見直しやマニュアルづくりに反映させたいとしています。
北陸放送
