【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】苦戦続きだった大塚英伸は一気に好転した流れに驚き「自分は何も変えていない」
<31日・佐世保競輪・前検日> 【記者コラム・森川和也の「追走一杯」】 今期後半に入り、前期S級で99点を稼いだ大塚英伸の風向きが一気に変わってきた。7~9月はたったの2勝しかできず、優勝もゼロ。番組や展開が全く向かずの苦戦が続いて成績は90点まで下降した。あまりのドツボに「これも自分の実力なんですよ」とうつむき加減だったが、10月の3場所は優勝、準優勝、決勝3着と劇的に成績が改善した。 「前回西武園は地元の静岡でもないのに、3日間とも95点の橋本(智昭)君のラインにマークできて恵まれた。自分自身は何も変えていないし、何も変わっていない。でも流れが急に変わりましたね」。心当たりが全くない中での〝急変〟に不思議そうな顔を見せていた。▼初日特選5Rは、近4場所の初日特選でオール3連対(2、3、2、1着)の能代谷元マークで好勝負が可能。「前半の悪かった分を考えたらまだプラマイゼロ。これからですね」。ゴール前で貪欲に追い込んで、2-47-47。 ▼初日8R(金ヶ江勇気)前回最終日に32走ぶりの1着をゲットして「これから流れがくるはず」とにやり。仲良しで相性のいい田中陽平とワンツーなら2-5-137。