色づく木々 屋形船、湖面にゆらり 八戸・青葉湖
八戸市南郷の青葉湖で、モミジやカエデ、ナラなどの葉が赤や黄に色づき、紅葉が見頃を迎えている。湖面に映し出される鮮やかなコントラストが、季節の移ろいを感じさせる。 同市の南郷観光協会(松倉政勝会長)は10日まで、屋形船の遊覧運航を実施。松倉会長によると、気温が氷点下近くになると葉に霜が付いて落葉するため、今週いっぱいが見頃という。 6日、家族3人で訪れた同市新井田の無職李澤栄治さん(76)は「高い橋の上から見るのもいいが、船からだと、色づいている葉を間近で見ることができて、すてきだった」と感慨深げだった。 屋形船は1日5回運行。新水吉橋下発着で、青葉湖を約45分かけて周遊する。料金は大人(中学生以上)千円、小学生以下500円、幼児(3歳以下)無料。1回当たりの定員は10人となっている。 問い合わせは、松倉会長=携帯電話080(1800)8918=へ。
デーリー東北新聞社