大阪ミナミで火災、騒然 道頓堀近くのビル
12日午後7時20分ごろ、大阪市中央区宗右衛門町で「建物から煙が見える」と通行人の女性から119番があった。市消防局によると出火元は3階建てビルで、3階約200平方メートルを焼き、約2時間後にほぼ消し止められた。消火に当たった40代男性消防職員が軽傷を負ったほかは、けが人の情報はない。現場は繁華街ミナミの道頓堀近く。 消防によると、消防車40台以上が出動。白い煙が立ち込め、広い範囲に規制線が張られ、観光客らで騒然とした。 韓国から観光で訪れた男性会社員（44）は「規制線の中にあるホテルに泊まる予定だった。これからどうしよう」と困惑した様子だった。
