『マイ・デーモン』ソン・ガン、ラブコメで見せた新たな一面「またやってみたい!」 ファンとの交流や兵役後の目標も語る【インタビュー】
Netflixシリーズ『恋するアプリ Love Alarm』をはじめ、『わかっていても』や『ナビレラ~それでも蝶は舞う~』『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』などの出演作を通して、日本をはじめ世界中で絶大な人気を獲得している俳優のソン・ガン。ORICON NEWSでは入隊を控えたソン・ガンにインタビューを実施。新作『マイ・デーモン』『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2でのエピソードや、昨年行われたファンミーティングについて、また除隊後の目標などを語ってもらった。 【写真】『マイ・デーモン』で美しい腹筋を披露したソン・ガン ハグ&キス寸前シーンも
■『マイ・デーモン』を振り返る「いつも笑顔だらけの現場」 見どころは“感情の変化”
――まず最終回放送を迎えたばかりの『マイ・デーモン』についてお伺いします。これまで、クールな役どころが多かったソン・ガンさんですが、今回はラブコメ要素のある作品でした。チョン・グウォンを演じてみて、いかがでしたか? 「チョン・グウォン」というキャラクターを研究しながら、アドリブの楽しさ、そしてラブコメならではの良いところがたくさんわかるようになりました。また機会があれば、ラブコメをやってみたいです! ――“人間たちとの魂の取引により、永遠の命を享受してきた完全無欠の悪魔”チョン・グウォンを演じた中で共感できた点、または難しかった点を教えてください。 とても長く生きた人物なので、イントネーションやセリフのトーンをどう表現すればいいのか、たくさん悩みました。 ――これまでの作品で見せることの少なかった無邪気な笑顔も見せてくださいました。周りの反響はいかがでしたか? 周りの反応は聞いていませんが…(笑)。僕、個人的にはたくさん表現しようとしたので、それを見ていただけたらとても満足です! ――物語序盤のクールなキャラクターから、中盤あたりでト・ドヒ(演:キム・ユジョン)に対しての感情が加速し、一気にはじけたような印象でした。前半・中盤・後半でどのように感情を変化させていきましたか? 人間に何の感情もなかったグウォンがドヒに会って、人間としての心境変化が生じたということを表現しようとしました。そうするうちに前半、中盤、後半にいくほど感情はだんだん深くなって…自分自身を否定もしてみるけれど、結局自分の(ドヒへの)感情を認めるグウォンの姿を表現しました。 ――ト・ドヒを演じたキム・ユジョンさんとの共演はいかがでしたか? それぞれのキャラクターとして、キャラクターの感情をもとにたくさんの会話ができ、おかげさまでグウォンの感情がより幅広く表現できたと思います!! ――ご自身が一番印象的だった、または心に残っているシーンを教えてください。 グウォンが、契約が終わった時、サウナで魂を回収していくシーンがありましたが、グウォンのそんな姿が今でも記憶に残っています。 ――楽しかった撮影のエピソードを教えてください。 毎瞬間が楽しかったです。すべての俳優の皆さん、スタッフの皆さんのおかげでいつも笑顔だらけの現場でした! ――注目してほしいシーンやポイントがあれば教えてください。 僕のキャラクターで言いますと、感情があまりなかったグウォンがドヒを知って体験する感情の変化過程を見てもらえると、もっと面白いと思います。そしてグウォン以外にも、すべてのキャラクターがとても魅力的で、そして背景が全部とてもきれいで、見ているだけで気分が良くなると思います!