アルメリアのカウンターをファウルで止めたジローナのアレイクス・ガルシアにレッドカードが提示される

　ラ・リーガ第20節が14日に行われ、開幕から19試合未勝利の最下位に位置するアルメリアと、首位のレアル・マドリードと勝ち点で並ぶジローナが対戦した。 　序盤、主導権を握ったのはホームのアルメリア。ジローナを圧倒してゴールを狙ったが、得点を奪うことはできない。その後は徐々にジローナもボールの保持率を高めていったが、決定機を作り出すことはできず、前半を通してゴールの可能性を感じさせたのはアルメリアだった。 　後半も良い入りを見せたのはホームチーム。両サイドを起点にレオ・バチストンやセルヒオ・アリバスらがジローナゴールへ襲いかかったが、ジローナ守備陣の守りも固く、スコアを動かすことはできない。後半もジローナが徐々に盛り返し、ベンチスタートだったサヴィオ・モレイラの投入などで打開を図ったが、80分にアルメニアのカウンターを受けると、裏に抜け出したゴンサロ・メレロをアレイクス・ガルシアが倒してして一発レッド。数的不利な状況に陥ってしまう。 　一方、数的優位な状況となったアルメリアは、ケガからの復帰を果たしたルイス・スアレスを投入して今季初白星を狙ったが、今季最多得点を誇るジローナと今季最多失点のアルメリアの試合は0－0の痛み分けに終わった。アルメリアにとっては試合内容や展開を考えると勝ち点3の欲しい一戦に。対するジローナは数的不利な状況で勝ち点1を積み上げ、暫定ながら首位に浮上したもの、最下位相手に痛恨の引き分けとなった。 　アルメリアは次節、21日に敵地でレアル・マドリードと対戦。ジローナは17日に行われるコパ・デル・レイでラージョ・バジェカーノと対戦した後、21日にホームでセビージャを迎え撃つ。 【スコア】 アルメリア　0－0　ジローナ