アニメ「ブルーロック」

　アニメ「ブルーロック」第28話では、御影玲王（CV：内田雄馬）にスポットライトが当たった。相棒の凪誠士郎（CV：島崎信長）と袂を分かち、苦悩していた玲王が覚醒する展開が、ファンの胸を熱くさせたようだ。 【映像】楽しそうな凪に嫉妬する玲王の「バカ…」※12分40秒ごろ～ 　玲王は、大企業「御影コーポレーション」の御曹司。“超万能型”プレイヤーである一方、突出した武器がないことが欠点だ。凪とは相棒の関係だったが、“ブルーロック（青い監獄）”で進化を続ける凪についていけず、二次セレクションを機にそれぞれの道を行くことになった。 　第28話「カメレオン」で、玲王は凪と久々に共闘することになった。自分の成長ぶりを証明しようと奮闘する玲王だが、逆に凪たちとの力の差を見せつけられて、「やっぱりお前はもう、俺の知ってるお前じゃ……」と愕然とした。 　玲王のモノローグは続く。元相棒である凪と雪宮剣優（CV：江口拓也）、トップ同士のやり取りを恨めしげに見つめながら、玲王は「俺じゃもうお前を満足させられないんだな、凪」「やる気なさそうに俺のパスを受けてた頃と別人じゃねーか、バカ……」と内心寂しく感じていた。 　しかし、そういった葛藤を糧にして、玲王は試合の中で覚醒。「もう器用貧乏じゃなく、器用大富豪と呼べ」と宣言し、見事にゴールを決めた。相手のプレーをコピーする戦法に目覚めた玲王は、「これが俺の新しいスタイル、複写変化（カメレオン）だ」と不敵に舌を出してみせた。 　玲王の見せ場に、ネット上では「ゴール後舌出しかっけえ」「玲王の舌ペロは健康に良い」「悪い顔してる玲王ってガチかっこいい好き」「舌出しごちそうさまです（拝）」と黄色い悲鳴が続出。また、凪への思いがあふれたモノローグも「『バカ』って言ったとこ超よかった！」「『バカ…』の言い方が好きすぎて何回も巻き戻して聴いてる」「小声で呟くように『バカ…』なんて、少女漫画でしか聞いたことないぞ」と好評を博した。 第28話「カメレオン」 【あらすじ】 Ｂチームとの試合後、潔は氷織、七星と健闘を讃え合いながら、試合で得た“反射で思考する”という新たな感覚の再現性を高めるため、考えを巡らせるのだった。同じ頃、凛＆士道以外のメンバーを入れ替えたＡチームと雪宮剣優＆凪誠士郎が率いるＣチームによる適性試験（トライアウト）第2試合がスタート。凪との久々の共闘を前に、玲王は己の成長を証明しようと奮起する。試合序盤、TOP6にふさわしい圧倒的なドリブル力を発揮する雪宮。そのまま一人でゴールを奪うかに思えたが、放たれたシュートの先には味方の凪がいて……。 ※島崎信長の「崎」は、正式にはたつさきの字 （C）金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会