米議会、24年度予算案を可決 政府閉鎖の影響回避へ
【ワシントン共同】米議会上下両院は23日までに、2024会計年度（23年10月～24年9月）の成立していない分野の予算案を賛成多数で可決した。バイデン大統領の署名を経て成立する。予算案は国防などに計約1兆2千億ドル（約182兆円）を充てる。現行のつなぎ予算は22日で失効。ただ政府閉鎖の影響は事実上、回避できるとみられる。 22日に可決した下院は賛成286、反対134だった。23日未明に可決した上院は賛成74、反対24だった。 今回の予算案には国防や福祉、国土安全保障省などの歳出が含まれており、国境警備や子育て支援などの費用を盛り込んだ。
