【陸上】トヨタ紡織の西山凌平、河村知樹、小野田勇次が退部 ニューイヤー駅伝複数出場でチームに貢献
トヨタ紡織は西山凌平、河村知樹、小野田勇次が23年度で退部すると発表した。 西山は神奈川大を経て2016年に入社。1年目から全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で5区を務め、22年にアンカーを務めるまで5度出走した。22年の中部実業団駅伝では3区を務め、8年ぶりの優勝に貢献している。「最後の1年に関しては、一番結果にこだわりながら競技ができた」と誇った。 NTT西日本の竹ノ内佳樹、城越勇星、浦川大樹が現役引退 今年のニューイヤー駅伝では7位 山梨学大附高時代に全国高校駅伝を制した河村。山梨学大でも3大駅伝で区間ひとケタで走るなど安定感を誇った。18年に加入すると、ニューイヤー駅伝にも3度出場。昨年は10000mで28分33秒63の自己新。ハーフマラソンでも22年1時間2分47秒を出した。河村は「競技生活は終わりを迎えますが本当に貴重な体験ができました」とコメントしている。 地元・愛知県出身の小野田は、豊川高から青学大へ。大学時代には4年連続で山下りの6区を務め、2度の区間賞、4年連続の60分切りという「山下りのスペシャリスト」として活躍した。ニューイヤー駅伝では20年、21年と1区を務めるなど力走している。小野田は今後について明言せず「チームを離れることになりました」とコメントした。 トヨタ紡織は今年のニューイヤー駅伝で11位だった。
月陸編集部