山田裕貴「ジョーカー2」日本語吹替版キャストに決定! ジョーカーを追い詰める検事ハービーを演じる
俳優の山田裕貴が、「ジョーカー」の続編「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」の日本語吹き替え版キャストを務めることが決定した。演じるのは、主人公・ジョーカーを法廷で追い詰める検事ハービー役(演:ハリー・ローティー)。都内で行われた発表イベントに出席した山田は、前作の大ファンだといい「リスペクトが勝ちすぎて、俺なんかがやっちゃダメだと思いつつ、『ジョーカー』の世界観に入れるのはうれしいこと」と喜びを語った。 【フォトギャラリー】吹き替え版キャストを務める山田裕貴 第79回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝き、第92回アカデミー賞で、ホアキン・フェニックスが主演男優賞を受賞した「ジョーカー」の続編。前作から2年後を舞台に、理不尽な社会への反逆者にして、民衆の代弁者として祭り上げられたアーサー・フレック/ジョーカー(フェニックス)が、リーと名乗る謎めいた女性と出会い、その狂気をさらに伝播・拡散させていく。トッド・フィリップス監督が続投し、ジョーカーが出会う謎の女リー役でレディー・ガガが新たに参加した。 アフレコを前に、親交の深い声優で、アーサー・フレック/ジョーカーの吹き替えを担当する平田広明から「責任重大だぞ」とメッセージが届いたといい、「プレッシャーが重くドンとかけられた」と告白。ハービーは原作コミックや、過去の映画シリーズにも登場しているが、「ハービー役だからこうしようとは考えず、下手に小手先でやらずに、演者さんが演じるハービーの声色を踏襲して、シンプルに演じさせてもらった。つかみどころがないキャラクターなので、最後まで難しかった」と振り返った。 フェニックスに対しては「僕もそういうお芝居を目指している」と尊敬を示し、「芝居ではなく、本当にこの人、存在しているんじゃないかと思える自然さがあり、細部に宿る時間の流れが、目に写し出されるのが本当に魅力的」と熱弁。近日、ロンドンで開催される本作のプレミアに、山田も現地参加する予定で「ホアキンに会える人生なんて、思い描いていなかった。緊張してきました」と武者震い。「僕が出ている作品、例えば『ゴジラ-1.0』見ましたかって聞いてみようかな。知ってくれている可能性、ないか~」と想像を膨らませていた。 発表イベントには、映画感想TikTokクリエイターのしんのすけ氏が、ジョーカーの扮装で登場。しんのすけ氏は過去に映画の現場で助監督を務めていた経験があり、同じ作品に参加していた山田とは旧知の仲だといい、再会を喜んでいた。 「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は、10月11日全国公開。