11月5日、天皇皇后両陛下は、文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、5年ぶりとなる茶会を催した。初参加となる愛子さまは佳子さまと同じテーブルに着席し、この場でも若い2人の息の合った活躍ぶりが話題となった。

結婚に「目立った動きは感じられない」

　お出ましが増え、ますます注目を集める佳子さまだが、今年12月29日、30歳の誕生日を迎える。 「結婚については、何か話し合ってるということは今はありません」 　今年の誕生日会見で秋篠宮さまはこのように話したが、昨年にも次のようなやりとりがあった。 〈殿下「そうですね、結婚については、もし、いずれ、娘が結婚のことについて話をしてきた時には、彼女の考えをよく聞いて、そしてまた、こちらの思うところも伝える、というような感じで話し合っていければと思っています」   記者「助言されている事や、話し合われている事はありますでしょうか」   殿下「それは結婚について。特に今はありません」〉 　仕事が充実している佳子さまの結婚は、もう少し先になるのだろうか。秋篠宮家の事情をよく知る関係者は、こう私に話したことがある。 「結婚に向けての目立った動きは今、感じられません」 「やはり、あのことが影響しているのでしょうか」 「あのこと」とは一連の眞子さんの結婚騒動であり、それが佳子さまの結婚が慎重にならざるを得ない理由の一つではないのかという話だった。

秋篠宮ご夫妻は、眞子さんと連絡を取り合っている様子はない

　2021年10月26日に小室眞子さんが結婚してから、3年が過ぎた。結婚後に日本を離れた眞子さん夫妻は、現在、米国で暮らしている。夫は弁護士として活躍中だというが、ある宮内庁関係者によれば、「秋篠宮さまも紀子さまも、特別、用事がなければ、眞子さんと連絡を取り合っているとも思えません」という。 　近い将来、想定される佳子さまの結婚だが、こうした姉の反省を踏まえ、多くの国民が祝福できるようなものになってほしいと、秋篠宮ご夫妻の周囲は口を揃える。 　今、秋篠宮家では、悠仁さまの成年式に向けた準備が着々と進められている。皇位継承順位2位の悠仁さまの成年に伴う一連の儀式や行事は、将来の皇室の繁栄を見据えた大事な布石でもあり、大いに注目されることだろう。秋篠宮ご一家は、2025年もまた忙しそうだ。