あいちトリエンナーレ実行委員会が4月末に解散へ 「あいちトリエンナーレ2019」をめぐる裁判で、名古屋市の敗訴が確定したことを受け
今年3月、「あいちトリエンナーレ2019」をめぐる裁判で、名古屋市の敗訴が確定したことを受け、あいちトリエンナーレ実行委員会が4月末に解散することがわかりました。 2008年に設立されたこの実行委員会は、約10年にわたり、あいちトリエンナーレの運営をしてきましたが、「あいちトリエンナーレ2019」をめぐる裁判を契機に、県と市の訴訟業務のみを担ってきました。 現在は、国際芸術祭「あいち」組織委員会が運営を引き継ぎ、芸術祭が行なわれています。 この裁判について、3月に市の敗訴が確定したことを受け、あいちトリエンナーレ実行委員会が4月末に解散すること、実行委員会の残余財産約9600万円を県と市にそれぞれ3対1で分配することなどが16日決まりました。 これを受け、大村知事は「これで一区切り。速やかに精算・整理をして次に向かっていく」などと話しました。