地震で門前高校の校舎基礎に損傷 志賀高校で授業へ
北陸朝日放送
石川県輪島市の門前高校で、校舎の基礎に損傷が見つかり、 年明けから志賀高校で授業が行われることになりました。 能登半島地震の影響です。県教育委員会によりますと、 11月25日から校舎の安全性について調べていたところ、 建物と基礎をつなぐ鉄骨が、外れている部分が見つかったということです。 門前高校は生徒の安全を確保するため、16日から臨時休校することになりました。 生徒たちは2025年1月7日から、県教育委員会が手配したバスで 志賀高校まで通い、空き教室などを借りて授業を受ける予定です。 門前高校の体育館は使うことができますが、 グラウンドには今後、仮設校舎が建設されます。 こうした状況を踏まえ、部活動をどこで行うかは決まっていません。 県教育委員会は校舎の安全性について、より詳しい調査が必要という報告を、 2024年6月に受けていました。 しかし被災地で復旧・復興に向けた工事が進む中、業者が見つからず、 取りかかるまで時間がかかったということです。 なお志賀高校まではバスで最大2時間近くかかる見込みです。