海自練習ヘリ、飛行中に固定ねじ1本が脱落か 鹿屋航空基地が発表
海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)は9日、第211教育航空隊のヘリコプターTH135練習機1機の固定ねじ1本を紛失したと発表した。大隅半島上空を飛行中に落下した可能性がある。経路上の鹿屋市、東串良町、大崎町、志布志市に連絡し、同日午後9時現在、被害は確認されていない。 【写真】〈関連〉ヘリコプターTH135練習機(海上自衛隊鹿屋航空基地ホームページから引用)
広報室によると、紛失したのは、機体上部の防じん装置を固定するねじ。最大部の直径約10ミリ、長さ約22ミリ。チタン製で重さ約10グラム。9日午後2時14分ごろ同基地を離陸し、同50分ごろ同基地に着陸。直後の点検で紛失が確認された。原因は調査中。
南日本新聞 | 鹿児島
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