「一般のお客さんにも頭を下げて…」「現場もメロメロです」…!朝ドラ主演・伊藤沙莉が「カラオケの夜」に見せた圧倒的「人間力」
スタッフの飲み物まで作ってくれる
「法は弱い人を守るもの、楯とか傘とか温かい毛布とか、そういうものだと思う」 4月1日からスタートしたNHKの朝ドラ『虎に翼』。日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとする本作は、主人公・猪爪寅子が女性の参政権すらない時代に法律家を目指して奮闘する物語となっている。 【画像】NHK『ブラタモリ』を学者たちが「奇跡の番組」と絶賛する理由 ドラマの見所の一つが、寅子の情熱的でありながらも優しい性格だ。4月12日放送の第10話では、そんな寅子の人柄が表れた冒頭のセリフが話題を呼んだ。 「主演の伊藤沙莉さん(29歳)にとって、寅子はまさにハマり役です」 そう語るのは、NHK関係者。これまで伊藤は、どんな撮影現場でもその人柄を絶賛されてきたという。 「伊藤さんはとにかく勉強熱心です。自ら現場スタッフを飲みに誘い、『どこを意識して撮ってますか? 』『どうやったらもっと面白い映像になりますかね? 』と疑問を投げかけて真剣に議論する。一方で気配りの人でもあり、伊藤さんの行きつけの店で飲み会をするときは率先してスタッフの飲み物まで作ってくれます。彼女の謙虚な姿勢に現場もメロメロです」
「兄がうるさくてすみません……」
実兄がお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(34歳)であることは有名な話。ある飲み会ではこんなアクシデントもあったという。 「一度、お兄さんがドラマ制作陣の飲み会に飛び入り参加したことがあったんです。盛り上げようとカラオケで『学園天国』を歌っていましたが、あまりの騒ぎっぷりに周囲は苦笑い。そこでも伊藤さんは、居合わせた一般のお客さんにまで『兄がうるさくてすみません……』と頭を下げて回っていました」(同前) 伊藤の人柄により、今回の朝ドラ、現場の結束は極めて固いという。 2024年4月27日・5月4日合併号より
週刊現代(講談社)