「死」との向き合いを考える 松山で「日本死の臨床研究会」開催【愛媛】
「緩和ケア」や、「看取り」などについて考える全国的な研究大会が松山市で始まりました。 県民文化会館で始まった「第44回日本死の臨床研究会年次大会」には、全国から医師や看護師、介護関係者など およそ2000人が参加しました。 愛媛での大会は、2020年に予定されていましたが、新型コロナの影響で延期となり3年越しの開催となりました。 今回のテーマは「死に学び生を考える~看取りを文化に~」。 患者の痛みを和らげる「緩和ケア」や「終末医療」、人生の最期を見守る「看取り」への理解を深めみんなで「死」との向き合い方を考えようというものです。 会場には全国の病院や診療所など172の団体が取り組みを紹介するコーナーも設けられています。 日本死の臨床研究会はあすも開かれるほか、一般も聴講できる入場無料の公開講座などが予定されています。