「MG 1/100 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) Ver.Ka」レビュー
2024年4月より、ガンプラ「MG Ver.Ka」待望の新シリーズ『機動戦士ガンダムNT』登場モビルスーツの立体化が始動しました。第1弾「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」に続き、6月29日には第2弾としてライバル機「MG 1/100 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) Ver.Ka」が登場します。シナンジュ系のモビルスーツは「MG Ver.Ka」で実に3度目の立体化です。ナラティブVer.として『袖付き』仕様となったシナンジュ・スタインの最新キットを本稿で紹介します。 【この記事に関する別の画像を見る】 ■ 宇宙世紀0097年、『不死鳥狩り』作戦を描いた『機動戦士ガンダムNT』 今回紹介する「MG 1/100 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) Ver.Ka」は『機動戦士ガンダムNT』に登場するMSです。『機動戦士ガンダムNT』は2018年に公開された劇場版作品で、宇宙世紀を舞台とした完全新作映画としては『機動戦士ガンダムF91』以来27年ぶりの作品となります。『機動戦士ガンダムUC』の後日談として描かれた本作は地球圏各所にて目撃されるユニコーンガンダム3号機 フェネクスをめぐる『不死鳥狩り』作戦が描かれました。 シナンジュ・スタインは『機動戦士ガンダムNT』におけるジオン共和国軍で運用されたサイコフレーム実装型MSです。『UC計画』におけるサイコフレームの実験機として試作されたMSでしたが、『袖付き』に2機が強奪された後、1機はフル・フロンタルが搭乗するシナンジュに、もう1機はゾルタン・アッカネンが搭乗するシナンジュ・スタインに改修されました。 ■ メカデザイナー カトキハジメ氏がプロデュースするハイクオリティガンプラブランド「MG Ver.Ka」 MG Ver.Kaシリーズはメカデザイナー カトキハジメ氏監修のもと展開されているガンプラブランドです。キットの監修はパーツ形状にとどまらず、成型色やマーキングデカールのデザインまでに及びます。また、商品写真やパッケージイラスト、取扱説明書に至るまでカトキハジメ氏の指示のもと制作されています。 MG Ver.Kaシリーズでの『機動戦士ガンダムNT』機体の立体化は、2024年4月発売の「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」に続いて2作目となっており、宇宙世紀0097年の世界が大迫力でコレクションできます。『機動戦士ガンダムUC』に登場した兄弟機のシナンジュも「MG 1/100 MSN-06S シナンジュVer.Ka」として2008年12月に発売しています。シナンジュ・スタインも、今回のナラティブVer.とは異なるアナハイム・エレクトロニクスで建造時の姿が「MG 1/100 MSN-06S シナンジュ・スタイン Ver.Ka」として2013年2月に発売しています。 ■ 細かい箇所までパーツによる色分け再現となっているキット それではキットを組み立てていきます。まずはキットを構成するランナーから見ていきます。「MG 1/100 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) Ver.Ka」を構成するランナーは色プラランナーが2枚、ライトグレーのランナーが8枚、クリアーのランナーが1枚、ダークブルーのランナーが4枚、グレーのランナーが4枚、ブラウンのランナーが8枚、レッドのランナーが1枚、クリアイエローのランナーが3枚にて構成されています。また、色分け用シールとマーキング用水転写デカールが付属します。 また、ハンドパーツはエモーションマニピュレーターSPが採用されておりABS及びPPにて成型されています。なお、その他のパーツはPS樹脂にて成型されています。 (C)創通・サンライズ
HOBBY Watch,工房コボ
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