文科相「社会の理解必要」 東京女子医大、教員採用巡り
東京女子医大(東京都新宿区)が医学部卒業生の教員人事で、同窓会組織・一般社団法人「至誠会」への寄付額を評価対象としていたことを受け、盛山正仁文部科学相は18日の閣議後記者会見で「評価は業績を適正に把握した上で公正かつ厳格に行われるべきで、関係者や社会の理解が得られるものであることが必要だ」と述べた。 文科省は、制度の導入経緯や実態を報告するよう大学側に求めている。盛山氏は「7月末までに報告がまとまると聞いており、その結果を踏まえ対応する」とした。