なぜ東京は雪に弱いのか 自分でできる雪への備えとは
■自身でしっかりと雪への備えを
雪に弱いからこそ「毎年雪は降るものだ」という意識を持って、冬になったら雪への備えをしておくことが大事です。 自動車を日常的に使う方は、冬になったら必ず「冬用タイヤ」へ換えるようにしましょう。都内は坂道も多く、少しの雪でもノーマルタイヤでは滑ってしまいます。万が一のために、タイヤチェーンも車に常備しておくようにしましょう。 また、雪道を歩くことを考え、滑りにくい雪道用のブーツなども用意しておくと安心です。雪道を歩く際は「ペンギン歩き」が有効です。歩幅は小さくして、重心を後ろではなく前に意識し、足の裏をしっかり地面につけて歩くと滑りにくくなります。 さらに、自宅前などの雪かき用のスコップもひとつ常備しておくと良いでしょう。車を運転する方は、車にも雪かき用のスコップを常備しておけば、外出先で急に雪が積もった時や、万が一、車がスタックしたときなどに役に立つでしょう。 こういった備えは、雪の予想が出てニュースなどで報じられてからでは、売り切れや混雑によって購入できなくなる可能性がありますので、冬になったら早めに準備しておく必要があります。 東京では少しの雪でも油断は禁物です。「東京は雪に弱い」ことを心にとどめておき、いざ雪が積もった時に対応できるよう、備えておくようにしましょう。