TeNYテレビ新潟

男子サッカーです。明治安田Ｊ１リーグ、アルビレックス新潟は６月２９日、北海道コンサドーレ札幌と対戦。４試合ぶりに白星をあげました。 １対１で引き分けたアウェー広島戦から中２日。新潟は１４００キロを移動し、札幌に乗り込みました。最下位・札幌を相手に新潟は序盤から主導権を握ります。 前半６分、稲村のパスを受けた小見が積極的に仕掛け、ペナルティエリアに侵入。相手ディフェンダーをかわしてクロス！中央に谷口、さらに松田！Ｊ１初得点に燃える松田が、ゴールへの執念を見せます。 さらに、前半１０分、キャプテン堀米のパスにボランチの秋山が抜け出します。左サイドからクロスを送ると谷口、奥村とつないで再び松田！思い切り右足を振り抜きますが惜しくもポスト直撃。ゴールを奪えません。 前半２７分には舞行龍ジェームズがパス交換からシュート！４試合ぶりの勝利へ、ディフェンスリーダーが気迫を見せます。 ０対０で折り返した後半７分、ついに試合が動きます。 地元・札幌出身、キャプテン堀米が相手からボールを奪うと、そのまま前線の谷口へ。スピードに乗った谷口がそのまま持ち込んでカットインから右足一閃！ チーム得点王、谷口の２試合連続ゴール！得意の角度から豪快に打ち抜く「日本海キャノン」で新潟が先制します。 対する札幌は後半１１分、元・新潟の鈴木武蔵の仕掛けに、特別指定選手・東洋大４年の稲村隼翔が落ち着いて対応。相手にすきを与えません。 追加点が欲しい新潟は後半２６分、長谷川元希から小野！途中出場の２人でチャンスを作りますが、あと一歩届きません。 後半４１分にも長谷川が絶妙なスルーパス。今度は島田が抜け出しますが、これもポストに嫌われ追加点とはなりません。 試合はこのまま１対０で勝利。４試合ぶりに勝ち点３をあげ、６月は公式戦負けなしです。 〈アルビレックス新潟　松橋力蔵監督〉 「札幌にまで本当に多くのサポーターが駆けつけてくれて、彼らの力を借りて何とか勝ち点３をとることができて非常に嬉しいです。ゴールのチャンスもいくつかありましたし、得点力は我々の課題でもある。そこをしっかりと見つめながら次に進んでいきたいと思っています」 〈アルビレックス新潟　谷口海斗選手〉 「自分自身もチーム全体としても勝利が欲しかったので、全員の気持ちがこもった勝利だと思う。（ゴールは）仕掛けに入ったときに自分で決めようという気持ちで打ち切りました。またしっかりといい準備をしてホームで勝利を届けられるように頑張りたい」 新潟はこれで６月は公式戦負けなしとなりました。 後半戦のさらなる飛躍に期待しましょう。 次の試合は７月６日（土）、午後６時３０分からホームでサガン鳥栖と対戦します。