さっぽろ雪まつり コロナ禍を乗り越え4年ぶり“全面開催”…飲食も復活にぎわい戻る “運転手不足”でシャトルバスの運行に影響も
UHB 北海道文化放送
4年ぶりの全面開催となった「2024さっぽろ雪まつり」。 札幌市中央区の大通会場には個性豊かな大雪像が登場しました。
4丁目会場は「ゴールデンカムイ」と民族共生象徴空間「ウポポイ」がコラボした大雪像です。 「形までこだわって、しかも頑丈」「すごくかたくて『すごいな』って思った」「楽しかったね」(来場した子ども) 5丁目会場には札幌競馬場を舞台に「栄光を目指し駆けるサラブレッド」の雪像が。 夜になるとさらに魅力が増します。 プロジェクションマッピングで、四季を過ごし成長を遂げレース場を駆け抜けるサラブレッドが描かれます。 8丁目会場では1952年まで使われていた三代目札幌駅の駅舎を再現。 きらびやかな光の演出も。 そして、市民が手作りで参加する市民雪像はバラエティ豊かな78基が勢ぞろいしました。
「大谷翔平選手とデコピン」のほか、海外で活躍した「とにかく明るい安村」さんや、大人気の「ちいかわ」などの雪像を、外国人観光客がこぞって写真に撮っていました。 「おいしい!」(来場した子ども) 「雪まつりは初めて来た。寒い中で熱々のものを食べるのはすごく楽しい」(来場客)
コロナ禍で見送られていた会場内での飲食も復活。 4丁目会場ではまるで屋台のように食材が並び、大勢の観光客でにぎわっています。 さらに、家族連れに人気の会場も4年ぶりに復活しました。
親子で楽しめるウインターアトラクションが人気の札幌市東区「つどーむ会場」です。 「暑い。寒いのに暑い」(来場した子ども) 「これだけ自由に遊べる場所がないから助かる」(来場客) にぎわいを見せる各会場ですが、このような変化も。 例年「大通会場」と「つどーむ会場」を結ぶシャトルバスが、1日約20往復していました。
しかし、運転手不足により地下鉄「栄町駅」と「つどーむ会場」の間を結ぶバスのみとなりました。 実行委員会は「さっぽろ雪まつり」の来場者数を、コロナ禍前の200万人を超えると予想しています。
UHB 北海道文化放送
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