米歳入庁元業者に禁錮5年 前大統領の納税記録リーク
【ワシントン共同】米ワシントンの連邦地裁は29日、トランプ前大統領らの納税申告書を盗んで報道機関にリークした罪で、内国歳入庁(IRS)の元契約業者の男に禁錮5年と罰金5千ドル(約73万円)の判決を言い渡した。 男はチャールズ・リトルジョン被告。米メディアなどによると、IRSの契約業者だった2018~20年にトランプ氏らの過去15年以上の納税申告書を盗み、ニューヨーク・タイムズ紙などに提供した。 同紙は20年9月、入手した納税記録に基づき、トランプ氏が大統領当選前の15年間のうち10年間、連邦所得税を納めていなかったと報じた。