石田ゆり子、2年ぶり新曲 「夢のようなご褒美のような…」
女優石田ゆり子(54)が12日、都内で行われた展覧会「モネ 睡蓮のとき」記者発表会に出席した。lily名義で活動するアーティストとしてテーマソング「私のモネ」も歌唱しており、約2年ぶりの新曲リリースとなる。 石田は展覧会アンバサダーにも就任。モネに憧れ、19歳の時にパリで初めて「睡蓮の間」を見た思い出なども語り「夢のような、ご褒美のようなお仕事だなと思いました」と笑顔をみせた。 今回は晩年のモネに焦点を当てており、初来日作品なども展示する。「きっとたくさんの方が来場されるんじゃないかなと思います。受け方は千差万別だと思いますので、まっさらな気持ちで浸っていただけたらなと思います」と呼びかけた。 歌手活動については「ひっそりとやっていて、姿を出さずにその存在を知られないままでいきたかった」と照れ笑いも浮かべた。 「『テーマソングを歌ってほしい』と言われて、いやーって思ったんですけど、大好きなモネですし、こんなチャンスも人生で1回しかないということでお受けしました」 自身が手がけた作詞については「曲が先にできていて、そこにつけていくことは結構難しかったです。モネという偉大な画家に対して失礼がないように。たくさん文献も読みましたし、一生懸命やりました。楽しんでいただけるとうれしいです」と話した。 「私のモネ」は7月10日から配信リリース予定。今回も普段から楽曲制作に携わっている大橋トリオ氏がプロデュースする。 展覧会は10月5日から東京・国立西洋美術館で来年2月まで行い、その後は京都と愛知をめぐる。